はじめに

当協会は、高齢者の尊厳を支え、自立した生活の支援に貢献する事を目的に、2016年7月に設立されました。この間、特に介護予防事業の一環として、ひざ痛や腰痛、車いすの人でも楽しめる安全に配慮したトランポリンと音楽を用いた健康運動を介護事業に提唱し、その活動を支援して参りました。
福岡県の田川市や大任町・添田町等の自治体からも賛同を頂き、この活動に取り組んだ結果、高齢者の心身に大きな変化がもたらされ、本人はもとよりその家族からも感謝の言葉が寄せられています。
田川市や大任町・添田町では、福岡県介護保健広域連合からの介護予防事業費や、国民健康保険の一部を使って、この教室を支援して頂いていると聞いております。よって各自治体におかれましても、別途特別予算を計上することなく、この介護予防事業費をあてる事により、この教室を導入して頂けるのではないかと思います。
なお大任町での「トランポリン健康運動教室」において、ひざ痛等が原因で階段の昇り降りが出来なかった80代女性が週1回、2ヵ月間この健康運動を続けた結果、以前のように昇降が可能になった例もあり、このことはNHK北九州テレビのニュース(2016年7月8日)でも報道されました。

平成29年度からは全ての市町村に実施が義務付けられている介護要望事業ですが、その事業の一つに、この健康運動を加える事により、高齢者の健康維持の延伸はもとより、肥大化している介護保険の削減の一助にもなりえると考えます。

団体概要 特定非営利活動法人 日本ケア・トランポリン協会

(法人番号:1290805008877)

代表者池上 正郷
主たる事務所北九州市小倉北区砂津一丁目5番26号
特定非営利活動の種類保健、医療又は福祉の増進を図る活動
特定非営利活動に係る事業①指導者育成と認定証発行事業
②指導者の派遣事業
③ケア・トランポリン健康運動教室に関する情報提供事業
④ケア・トランポリンに関するイベントの企画・運営事業
⑤ケア・トランポリンの普及事業
活動分野保健・医療・福祉
設立年月日2016年7月5日

笑顔がもたらされる参加者の様子

高齢者の方々が参加しやすいように、住居近くにある各公民館で行っています。

田川市奈良公民館田川市上伊田西公民館田川郡大任町公民館

体組成および健康測定

運動開始前と、1年後とを比較し同等もしくは改善された方をグラフ化したものです。

トランポリン健康運動教室参加者の声

・腰痛がひどかったのですが、痛みが緩和され調子が良くなっています。 ・・・・・ KMさん65歳
・膝の痛みも減って、手すりに摑まらなくても階段を昇り降り出来るようになりました。 ・・・・・ OIさん82歳
・不眠症が改善され、便秘も解消されました。 ・・・・・ MKさん78歳
・歩くスピードが驚くほど上り、片足立ちの時間も長くなりました。 ・・・・・ TEさん79歳
・2年前より、骨粗しょう症の薬を服用しておりますがトランポリンをするようになって骨密度がかなり良くなり嬉しくなりました。昨日かかりつけの病院で、測定をして頂き先生より褒めて頂きました。 ・・・・・ OKさん82歳

筋電図測定結果による考察

厚生労働省の推奨しているエクササイズは、3METS以上の運動を20分1単位として、週に4エクササイズ以上実施する事である。
トランポリンの上下運動は、4METS以上の身体活動であるため、定期的にトランポリンを用いた運動習慣を獲得する事で、この基準を満たす事が可能である。
トランポリンの上下運動は、下腿の筋群の活動により行われる。筋電図の測定結果により、特に大腿部前面の内側広筋、下腿全面の前脛骨筋、下腿後面のヒラメ筋の活動が著名である。床上でのスクワット運動とトランポリンの上下運動の比較では、トランポリンの上下運動の方が大きな筋活動が得られた。筋収縮の様態として考えられる事は、トランポリンの緩やかな沈み込みによる遠心性収縮である。
これにより、膝関節周囲の筋を効率的に強化できる可能性があると思われる。

測定者 平成28年7月29日 日本医療科学大学 作業療法学科教授 スポーツ科学博士 西田典史氏

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